たまにはフライもいいもんだ

どうしてる? 
なんて連絡いただいたり気にかけていただいて感謝。元気にルアー作っております。

私が住む関東地方も梅雨に入りました。いつもならばハイシーズン真っ盛り。あちらへこちらへと制作そっちのけで彷徨いていますが、今年はじっとしております。

家から歩いて行けるほどの距離に川が流れているもので、最近はいい時間にちょい釣りを。ルアー投げたり、フライで小物と遊んだり、通えばそれなりに発見があり、いい気分転換にはなっております。

本音を言えば、大好きなフィールドで朝から暗くなるまでルアーを投げて楽しみたいところですが、もうしばらくはじっとしておきます。

解除

緊急事態宣言が解除となった。ぬか喜びとならねば良いなと思いつつ、だんだんと危機意識は薄れていっている感じはする。もう大丈夫。なんてとても楽観視できないような状態なのに。
でもまぁ、いつまでも冬眠のような生活を続けられるはずもなく、ワクチンが普及するまでは意識を常に持って生活していかねばなと思います。

釣りの方も先日2ヶ月ぶりに浮いてきた。こちらも段階的解除。もちろん一人で行って誰とも接触せずに。
いつもなら独りで行ってストイックに魚を求め、それなりに満足して帰ってきていたはずなのに、なんだか満たされない気分。魚は釣れ、フィールドは美しかったのに。

釣りに行かなかったこの2ヶ月で自分の中の価値観が変わってしまったのか。ワイワイと皆で楽しみたい。これに尽きる。

ステイコウボウ

39県で緊急事態宣言が解除となりました。だがしかし、自粛は続くよどこまでも、、なんてしばらくはそんな感じで、あの忌々しいウイルスと各々で対峙する感じでしょうね。もう釣り行きたし。

あれからのステイコウボウ生活。着々と新工房の構想は膨らんでいて、先日は知り合いの建築家に連絡してみる。これくらいの予算でなんて難しいですよねー笑っちゃいますよねーアハハ なんて話してみると。なんと、うーむ、それくらいで、へー、なるほど、そういう手もあったか、、しかもこのご時世で職人さんも暇だとか、、うーむ。

内装全般を自分達でやればなんとかなるかも。釣り遠征も連泊キャンプもおそらく今年はそんなに行けなそうな感じ。ならばそれらの時間を工房に注ぎ込むか、、うーむまいった。

なんて、最近の自粛生活はそんな事を。もちろん仕事もやっていて、ルアーの方は絶賛リグ組み中。今作っているのはショップさんのオリカラです。ご注文いただいてから随分と時間が経っているものばかりですが、やっと数店舗分を組み始めました。

そんな何時出来上がるかわからないオリカラをいつも頼んでくれるショップさんから連絡が、「タックルボックスの写真を送ってくれませんか?」
遠征に行くという名目で久しぶりにタックルボックスにルアーを詰めてみる。フィールドを想像してルアーをチョイスする。スペースには限りがあるので自ずと厳選されたプラグになり、各々の趣味嗜好が明白に浮かび上がる。釣り人の今を映し出す鏡。面白い。興味ある方は写真を撮ってロットンに!

ステイコウボウ

外出自粛が続いています。早期収束すれば来月の6日までとのアナウンスですが、難しいでしょうね、、おそらく誰もが思っている事でしょう。残念ながら。

どうやって自宅での時間を楽しく過ごしていますか? ラジオからは毎日こんなやりとりが。私の場合、自宅兼工房なので以前とほとんど変わらずの毎日。普段からいかに自宅兼工房での生活を楽しめるかに重点を置いている家なので、こういう時には助かります。もちろん田舎にある趣味の偏った家なので、万人受けする感じではありませんが笑

それでも釣りに行くという一番の娯楽が無くなるのは辛いものです。工房でルアーのブランクを削っている時も考えるのはフィールドのこと。庭でキャンプをしてみても焚き火の前で思い出すのはこの時期に釣ったブラックバスのこと。食料調達に車で川を渡る時も、前見て運転しろ!とつねに隣から怒られること。。

これでは精神的によろしくないと、最近は新工房を建てる前提で色々と計画を始めました。庭の敷地を図り、図面を引いて、あれこれ想像する。あそこに旋盤を置く。あそこにボール盤を置く。あそこには暖炉がある小部屋なんてものも作ろう。そうだ中二階も作ったらどうだろうか。窓は自分で作ろうかな。窓ってどうやって作るんだっけ…などなど。紙と鉛筆とインターネットがあれば無限に時間が潰せる最近の娯楽です。

まぁ実現するかは謎ですが、先のことを想像して準備して蓄えて、その為に今できる事をやっておく。我慢じゃなくて未来の為に。

暗雲低迷

もうすっかり春だというのにこの重苦しい世の中。
いったいこの先どうなる?まったくもって予測がつかない事が恐ろしいです。ウイルスってこんなにも厄介なのか。見えないものは防げない。自らが知らずのうちに媒体となり他所に撒き散らすことも無いとも言えない。自粛。我慢。ほんとそれに尽きるのかもしれない。なるべく他人との接触を避ける。うつされないためにも、うつさないためにも。

こんな時に釣りはどうなのだろう?釣り人は誰もが考えることだと思います。
不謹慎で危険?いやいや、他人と接触しなければ安全?色々な意見があると思いますが、何が正しいのか私にはわかりません。誰もまだ本当の答えを知らないから、これだけ世界中に広まっているのだと。これからはもっと個々の判断と行動が重要になってくるのでしょう。危険意識の向上。本物の情報を得る努力。大切な人を守る為に自分はどうしたら良いのか。今自分にできる事は何なのか。

以前はそういうことに無頓着な感じで我儘に生きてきたんですけどね、そういう歳なのでしょう。近年周りで友人知人が亡くなるという事があり、その度に死ということについて考えさせられました。こちら側とあちら側、ちょっとした病気、ちょっとした不注意、ちょっとした気の迷い。簡単にあちら側に引きずられてしまうのだなと。まだこちら側に執着したい私としては、健康診断に行ってみたり、運転や水場での事故に注意したり、古い友人に連絡してみたり、そういう事が少しでも彼ら彼女らの供養にはならないか。そんなふうに思っています。

春うらら

ウイルスが猛威を振るう
そんな事もあったな。なんて日がはたして来るのでしょうか。とても不安な昨今。桜も咲き始め、良い季節なのにいまいちスッキリと外遊びできない、、そんな人も多いんじゃないでしょうか。まあでも適度な息抜きは必要ですからね。

釣果写真いただいています。詳しくはコチラ
三寒四温の真っ只中。色々難しい季節ではありますが、タイミングが合えばポロっとグッドサイズに出会える時期でもあります。私も雨の日なんかに獲る気満々で川に浮いてみたりと色々やっていますがノーバイト。難しい。いつも写真ありがとうございます。初バスもおめでとうございます。

 

先日セリが食べたくなって秘密のスポットに摘みに行くと凄い人。いつも誰もいない川縁の公園には人人人。
椅子を持ち出して気持ち良さそうに日光浴する家族やら、簡易テントを張って外飯を食べたり、寝そべって本を読んだり、各々が適度な距離で自由に過ごしている。日がな一日のんびりと公園で過ごすのを目の当たりにすると、今後の休日の過ごし方が変わるのかもな。なんてそんな事を思うでもなく。キャンプも凄いブームになっていますしね。もちろんセリには誰も見向きもしないので、今年も大量採取

プラグを追え

春近しですが、なんだか重苦しい3月のスタート、、いかがお過ごしでしょうか。

人が多いところに出向くのは避けるべきとの風潮ですが、もともとそういう場所に足が向かない私にとってはそれほどの変化もなく、いつもの川に出かけたり、いつもの仲間と焚火したり、家の家具を作ったり、もちろんルアーも削ったりと、相も変わらずにウロウロ色々やっております。

釣りの方は、まあぼちぼちとですが行っていて、先日は暖かさに我慢出来ずの友人と川の上流に一発狙いに。気温はヤル気でしたが水の色は冬色、、生命反応は気薄でノーバイト。もちろんチェイスも無。まだこのエリアは時期早々か。

そんで昨日は川の下流域。日中は17度予報でみんなソワソワ。暗いうちにポイントに着くともう準備している友人が…笑 子供が休みで大変でねーなんて世間話してそれぞれ散り散りに。

途中、オロロBBで釣れたよ!なんてラインもらってテンション上がりまくりでしたが、こちら艇はノーバイト。それでも粘って11時ぐらいに初バスを。ルアーは今期リリース予定のオロロジョイント改。ポイントはだれもが打つであろうゴージャス場

一投目。奥目にキャスト、5秒くらいのポーズをとってから核心部をかすめながらの只巻き→無

二投目。核心部へ、少しポーズしてからの、強めのトゥイッチ。深さがあるポイントなので魚を浮かせるイメージ。(昨年はこれがはまる状況多々有)ジュッジュッと首を振らせての四振り目ぐらいに激しいバイト! しかしルアーを持ち込まず、、

三投目。またまた核心部へ、ノーポーズで強めのトゥイッチ。スイッチ入ったのかまたまたバイト! しかし持ち込まず。しばし放置からの今度は弱目のトゥイッチでガッツリバイト。同船の友人大興奮の中、無事に初バスキャッチと相成りました。めでたしめでたし。

追い食いなんてハイシーズンでもなかなかお目にかかれない近年ですが、この時期に。どうしても食べたかったんでしょうね、、貴重な体験しました。少ない経験からですが、追い食いさせるコツ。それはミスバイトにあわせない事。
ミスバイトは放置。フッキングチャンスは一回だけ。目を見開いてプラグを追えよ

2019 Big Bass

暖かい日が続き、もう春が来たのかと錯覚してしまうような2月。もう釣れるでしょ? と、期待して行ってみたものの何も無かった…なんて話をよく聞きます笑 そわそわしてしまう様な気温ですが、水の中はどうなんでしょう?まだ冬の様でもあり、春を意識している様でもあり。

釣果写真いただいています。詳しくはコチラ
好調の陸さん。初バスに次いで、本日は新作のOROLO BBでも釣ってくれました。いつもありがとうございます。

OROLO BBどうでしょうか? 魚からの反応はもう少し先なのかなとは思いますが、使ってくれている方々からスイベルなどに関しての問い合わせがありましたのでここで。
スイベルなどは長く使っていると回転が悪くなったりと基本消耗品だと思っています。ですので、交換が容易である既製品で組んであります。

スイベル:OWNER トリプルクレン 12号
ブレード:CORMORAN ウイローブレード #5
ブレードはHILDEBRANDTでもOKです。ちょっと重くはなりますが回転は安定しています。サイズは #4 1/2が良いです。

どれも釣り具量販店で手に入りますので、ラインなどを買いに行った時にでも探してみてください。

 

そしてそして、お待たせしていた昨年のninna photo トップ3の発表です!
昨年は55cmを釣った方が2名で同長1位。53cmを釣った方が4名で同長3位とさせていただきます。

まずは1位からの発表です!
先ほども紹介した好調の陸さん。トラモントでのビッグバス、さぞ気持ちよかったでしょうねー ダーターでの1匹は格別ですが、このサイズですからね。2019 No.1 BASSおめでとうございます! オリジナルカラーのトラモントをプレゼントいたします。

 

そして、毎年の様にウブリで大きいのを釣ってくれている小篠さん。いつも惜しい感じですが、ついに2019 No.1 BASSです。小篠さんにもオリジナルカラーのウブリをプレゼントいたします。

 

そして3位の発表です!
畠 さん。この方もいつも良いの釣っている感じします、釣り上手。しかもマスケという渋いルアーで。今年も写真楽しみにしています。

 

まりも さん。知っている子なので、さん付けは気恥ずかしい感じですが…おめでとう。次は夜じゃない写真お待ちしていますー

 

噂のあの子 さん。良い笑顔で良い写真です。魚もコンディション抜群。しかも自己新記録とのことでした。おめでとうございます!

 


萩生田 さん。こちらも良い写真。嬉しさが伝わってきます。魚もヒレピンでグッドコンディション。おめでとうございます!

 

同長3位の方々にはTシャツとステッカーお送りします。ご希望であればサイズや送り先などお知らせください。

いかがでしたでしょうか。年々大きいのが釣れなくなっているなんて話も聞きますが、釣っている人は毎年の様に釣ります。偶然ランカーサイズが釣れたなんて事はこの先もっともっと少なくなるかもしれません。奴らは賢く臆病です。釣るにはそれ相応の努力と覚悟が必要かと。
今年も写真楽しみにしています!

ありがとうございました

本日初釣。しかし何も起きず。
先日の雨でフィールドは濁り気味…でそうな雰囲気はあったんですけどね、この時期特有の風も吹いてきたので早々に撤収。となりました。あぁ残念。

久しぶりの釣り。やはり良いですね。最近体調を崩していたのですが治った感じすらします笑。また近々。
釣果写真いただいています。
良い写真。ホームページをリニューアルしようと夜な夜な写真整理をしてますが、OROLO FB用に掲載決定。いつもありがとう。初バスおめでとう。

OROLO BBへの沢山のご注文、ありがとうございました。
近年この時期のテッパンルアーです。昨年の2月の河川での連発もこのルアー。もちろん春にだって効きますし、秋にも散々釣りました。

いわゆるただ巻きルアー。ほんとただ巻くだけですが、巻く人によって釣果はかなり違うと思われます。魚への焦らし、間合、なんなのでしょう?巻いて巻いて巻き切ってみると釣れそうな感じというものが解ってくる不思議なジャンルのルアーです。基本はブレードが綺麗に回る一番ゆっくりのスピードで巻く事。そこから先は魔境の世界。

※OROLO BB出荷時にはブレード保護として梱包材が巻いてあります。ですが、今回お客様にお届けしたルアーに傷やヘコミがあるとの報告がございます。もしそのようなルアーが届いた場合にはお買い求めいただいたショップ様にご相談ください。よろしくお願い致します。

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今年も明けてもう半月過ぎ。暖かな冬だなと思っていたら先日は雪、そして来週からは冷たい雨予報。冬のフィールドが気になる感じになってきました。

釣果写真いただいています。詳しくはコチラ
もう初バス?なんて方もチラホラと。私、まだ釣りにも行けていませんが羨ましい。。いつも写真ありがとうございます。そして初バスおめでとうございます。

昨年のニンナフォトでのトップ3もお知らせしたいところなのですが、まずは新作ルアーのアナウンスから。ビッグバスは少し落ち着いたら紹介しますので、よろしくお願いします。

OROLO BB オロロシリーズのライブリールアーです。
BBとはビッグブレード、オロロにビッグなブレード、単純明快。言うが易しですが作るとなると大変で、色々と変更を繰り返しやっと完成です。
最初は初期オロロに大きいブレードを付けて使っていただけですが、これがハマる状況というのが多々あり、いつか作ろうと目論んではいました。ただ、遊んでいただけの時はあまり深く考えずにいたビッグブレードの扱い。このへんをきっちりと詰めていくと奥が深しで、迷宮入りしそうになっていましたが、ようやく。

何に行き詰まっていたかというと、ブレードの位置関係と考え方。当初は深く考えずベリーに付けて使っていました。その時気になったのはブレードとフックの絡みぐらいでしょうか。その後、ブレードの取り付け箇所とルアーのバランスをテストしていきますが、リア方向にブレードを付けるほどバランスを崩しやすく、ブレードの回転が破綻する事が解ってきます。

ルアーを引くとまずはリップが水を受けます。そしてボディー、最後にブレード。もちろん小さいブレードなどはそれでも回りますが、大きいブレードを規則的にフラッシングさせるには前の障害物が邪魔になり、最後尾のブレードに十分な水流があたらずに動きが破綻。という訳です。

ベリーにブレード付ける事で前の障害物は無くなりその問題は解消されますが、そこは天邪鬼な私。ルアーとしての造形はリアブレードが美しい、という個人的な拘り。より水面直下でのフラッシングと波動が魚に効くのではないか、との釣り人の閃き。オロロBMが皆さんに認知され釣果も出ているのでブレードは同じ取り付け方法にしたい、というブランド的な思い。そんなものから製作がスタートしました。

OROLO BBに求めたものは、ウィローリーフブレードの強フラッシングで魚を追尾させ、口を使わせるという事。そのためにはブレードが規則的にフラッシングし、魚に興味を与え続ける事。ボディーアクションが弱った何かを模し、ナチュラルなアピールをし続ける事。その2点が必需だと考えます。

リデザインした小さいリップは必要最小限のアクションをボディーに与え、ブレードの回転を妨げません。一見弱い動きに見えますが、追尾してきた魚にはこれで十二分かと。ボディーアクションに強さが欲しければブレードサイズを小さくする事で可能となりますが、このルアーでしか反応しない魚を獲るべく、まずはそのまま使ってみてください。よろしくお願いいたします。

SR
Orange lip/Silver blade

GUG
Gold lip/Gold blade

VW
Silver lip/Silver blade

-BYD
Gold lip/Gold blade

SBP
Blue lip/Silver blade

GPD
Black lip/Gold blade

WGG
Green lip/Silver blade

プルオーバーパーカのお知らせも。
ずいぶん前に作ったプリントですが、未だ在庫の問い合わせをいただいたりと、ありがたいことに好評のようです。私自身も釣りにキャンプにと気に入って着ているので、この機会にいかがでしょうか。

今までは薄手の生地で作っていたのですが、今回は12オンスのヘビーウェイト生地での製作。この時期ということもあり、すでにブラックのXXLは在庫無しとのアナウンスが、、、 受注生産ですが人気のボディーですので、ご注文いただいてもメーカー在庫が切れているために製作できない可能性もあります。その点につきましては予めご了承ください。

プルオーバーパーカのご注文はオンラインショップonnivoroでも受け付けていますので、こちらも合わせてよろしくお願いします。