逃げを作る

猛暑日が続きますね。 毎日汗だくになりながらルアーを削っていますが、不思議と腕から手にかけてはまったく汗をかかないんです、私。 ほんとこの事だけは感謝しています。木を触る仕事に水分は禁物ですので。。

汗だくアングラーから釣果写真いただいています。詳しくはコチラ

トルト110、良い仕事してますねー 夏のペンシル楽しんで下さい。いつも写真ありがとうございます。

IMG_0637

やっと少しずつルアーっぽくなってきている段階です。次もラトル入り、中身が複雑な分、ブランク制作で色々と気を使います。プロトで何個も制作してからレギュラー制作に入る訳なのですが、この段階で少し逃げを作ります。

リグのビスだったり、ヒートンだったり、グラスアイだったりと、ブランクには様々なパーツが組み込まれます。逃げとはそれらが干渉しない様に少し余裕を持ったサイズにするという事です。

ラトルを仕込むとさらに複雑に。そんな事もあり、最終プロトから数ミリだけ長いブランクを制作。この数ミリが逃げの部分。

削っている途中から少しだけ気になりだし、最後の方ではやりなす方向で覚悟を(笑)少しだけ長くなったブランクは、私の何かに引っ掛かり、ずっと頭の中でグルグルグルグルと。

 

ちょっとした事なんですが、気になるともう駄目。細かい作業で汗だくになりましたけど。これでやっと良く眠れそう。