バランスが良いルアー

釣果写真いただいています。詳しくはコチラ

相変わらずの怖顔の友人からです(笑) 送ってくれた写真の奴よりもう一回り大きいのをばらしたみたいで、近々一緒にリベンジに行く約束を…

河川はもうすぐ代掻きの影響が出るシーズン。そうするとカフェオレ色になってしまいますので、それまでが早春の大きいのを狙えるチャンスだと思っています。濁りきってからも釣れる事はありますが、モンスターの記憶は無いですね… 奴らは賢いですから、水が濁ると補食する場所やベイトを変えるんじゃないですか?推測ですが。

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次回作のルアー、やっと削り終わりました。まだまだ先は長いのですが、木屑だらけの作業はとりあえず。 いつもならば、作業中に木のブランクが割れたり、旋盤から外れたりと、何個かは失敗するものなのですが、今回はまさかのパーフェクト。やはり刃物が良いと違います。

同じ様に削るって難しくないですか? これよく聞かれます。倣い旋盤ではなく、全て手削りなのでそう思われるみたいです。でも見比べると違います。同じ様に削っているだけで、同じにはなりません。

ブランクを全て一通り削り終わると、また最初に削ったブランクから見直す作業になります。そして見た目の印象が違う物を微調整していくのですが、人間の目って意外とちゃんとしているもので、これは何だかおかしいなと思うと、ちゃんとコンマ何ミリ太さが違うのです。もちろん、全てにおいてコンマ何ミリの調整をしているわけではなく、あくまでも見た目の印象を重要視しています。全体的なバランスというのでしょうか。

昔々、美術予備校時代に散々描かされた石膏デッサンなどでも、目や鼻などのパーツはほんの僅かのバランスのズレで顔の印象はがらりと変わってきます。ルアーもまた同じで、バランスがとても重要となり、ちょっとした事で印象の違うルアーになります。 裏を返せば、太さが多少違ってもバランスが良いルアーは同じ様に見えるという事です。もちろん同じ太さになる様に調整はしているのですが。

それで肝心の次回作のルアーは、 長くなったのでまた次回にでも。。