台風一過

ここのところ連続で台風が到来。先週末に来た24号は過去の記憶にないくらいの暴風で私の住む地域でも電柱が傾いたり大木が倒れたりと、大きい爪痕を残し過ぎ去って行きました。
24号は遠征にもドンピシャのタイミングで、楽しみにしていた琵琶湖も断念。大人の判断ってやつです。 まぁでも、カヌー修理に使わせていただいている友人の工房の大木が倒れたり、軒天が剥がれたりと、行ったら行ったで自分の工房含め状況が心配だったであろうことを思い、良い判断だったと思うことに。

台風前のタイミングで釣れたとの写真いただいています。詳しくはコチラ
秋らしい素晴らしいサイズなどなど、良い釣りしていますね。いつもありがとうございます。

遠征の予定でぽっかりと空いた時間はカヌー修理に(もちろんルアーも進めてます…笑)腐ったガンネルなどウッド部分を全て外し、まずは全体の塗装から。もとは赤だったのか?ってなくらいに色が抜けてピンク色になっていましたが、クリヤーを吹いてみるとまあなんとかいけるか? ってなところまで色が戻りました。多少色褪せてはいますが、オリジナルのナバロのステッカー、シリアル番号などを潰してしまうのが勿体なかったのでこのままで。次回があればカラーチェンジ考えます。

物を直すってのはとにかく時間がかかるもので、そのものに使われている材料を調べることから始まり、パーツが欠品していたらその調達、どのように直すかを頭の中でイメージしそれらに必要であろう道具類を少しずつ揃えていく。いざ作業となっても順調に進むことは稀で、毎回何か問題にぶつかっては作業は止まり、その都度悩み、打開策を見つけ、また少しずつ進むの繰り返し。

外注に出してしまえば楽であろうなぁ お金も時間もその方が良いのだろうなぁ と、頭ではわかっている。けれど毎回自分の手を汚し、いろんな方に助言を聞き、過去に作られた物から教えられ、先人の物に対する試行錯誤を知る。 直すという行為。そのものを再構築する事だとも思う。新たに作ることとは違う豊かさがそこには潜んでいる。