釣り人の憶測

秋晴れの素晴らしい連休、満喫してますでしょうか。

台風が連続で上陸してとんでもないことになってしまいましたね、、河川の水位、水量は未だ収まらず、濁りもまだまだとれない状況。あれから何回川を見に行って、何回ため息ついたでしょうか…… 
ITだEVだのと言っている現代でも自然は未だコントロールできず。古人の方が対応する術を知っていたかのようにすら感じます。

釣果写真いただいています。詳しくはコチラ
少し前の写真ですので台風前かな?秋の高活性バスが懐かしいです、、写真いつもありがとうございます。釣り行きたい。

お待たせしている新作ルアー、もうちょっとでリグ組みが終わりそうです。リップものは調整が手間取りますので、やはり時間がかかりますね。
今回はころっとしたフォルムのライブリー。フロントにブレードが付いたタイプです。

このルアーもだいぶ温めていたもので、構想はもう数年という感じでしょうか。早巻きで誘うライブリーが欲しいというのがこのルアーを作る発端だったと覚えています。
早く巻くとバランスが崩れる、ルアーが水からとびだしてしまう、そういった問題点を克服するためベリーにブレードを付ける事を思いつきます。そうすることで重心は下がり、早巻きにもある程度追従することができるのではないかと。

そして次にブレードを付ける位置で悩みました。フックとフックの間にブレードを付けると最も安定して泳ぐことが解ってきます。しかしながら、なんだかあんまり使っていて面白くない。
そこでフロントにブレードを付ける事に。リップとブレードとの干渉で音がでるのではないか?というのが狙いでした。

それからブレードサイズ、形状、リップとの距離、フックとの距離、色々試して現在に至ります。至極簡単に書くと。。

使い続けているうちに、当初の狙いであった音。というのはそれほど重要ではないのかも、と思いを巡らせるように。もちろん音でも誘ってはいると思いますが、それよりもフラッシング効果の方が大きいのではないかと。リップの裏側とブレードが乱反射、難しく言うと拡散相互反射のようになっているのではないかと。

もちろん推測。釣り人の憶測。追尾してきて、結局は口をつかってしまうブラックバスに聞いてみないと本当のところは解りません。ただこれだけは言えます。これからのシーズンにはかなりいいかと。私の去年の締めと今年の初バスはこいつでとりました。