釣行記

夏も終わりかけ。空気が変わってしまいましたね。暑いの嫌いですけど毎年この時期は寂しくなります。なんででしょ、、

釣果写真いただいています、詳しくはコチラ
Tシャツ短パンで釣りできるのもあと少し。夏の釣りってやつもまた然り。どんな季節でも釣りは楽しめますが、夏の朝まずめはいくつになっても何か特別な感じすらします。皆さん良い釣りしてますねー いつも写真ありがとうございます。

最近はなんにつけソロで出歩くのが多くなってきました。製作と生活の境目がますます曖昧になってきているのか、どうしても製作リズムに合わせての流動的な休みとなってしまいます。そうなるとソロというのはとても具合が良いし、お気軽お手軽で楽チンなのです。

先日は人生初となるソロキャンプもチャレンジ。私にとっては禁断の果実のような気がして敬遠していたのだけれど、やはり麻薬的な魅力を秘めている遊びでした。その話はまた後日にでも。。笑

釣りの方も相変わらず。ちょっとした時間をみつけてはマメに浮いています。先日は久しぶりに朝マズメから夕マズメまでガッツリと。前日から、「明日はちょっと真剣に独りでやってみるかな、、」と気合の入った釣行。たまには釣行記なるものも書いてくださいなんてメールもいただくので、その気になって。長くなりそうなので、おヒマな時にでものぞいてみてください。

—9月8日—
前日まで降っていた雨も止み、久しぶりに晴れるらしい。ほんとは雨狙いで行きたかったのだが、作業日程的に難しかったので断念。まぁ1日できるし1匹くらい遊んでくれるでしょ? ってことで釣り場に向かう。

5:30
フィールド到着。日の出も遅くなったもんですね。
すでに先行者あり。しかも見知った車。下流に向かっているのが遠くに見えたので、私は上流に行くことに。

前日まで降った雨で水は多少濁っている。しかもなんだか冷たい気が、、きっと水温下がったんだろう。これからの時期はそういうのも気になるところ。
上りながら要所要所を打つが全くの無反応。これは水温少し上がらないと厳しいかな? という事で、時間を有効活用するべくエンジンで上がれるだけ上がっとこうと大移動。日が出て少しでも水温が上がってからと鉄板的なポイントも打たずに保存。まあ平日だから可能なポイントの回り方ですね。こういうのはありがたい。

7:00
そのエリアの最上流。船を停留し暫しご飯タイム。引き波の気配も消したいし、、こういうのも独りだからできるタイムスケジュールだと思う。朝マズメはこうして贅沢に時間を使い終わっていく。

9:00
下り始めてどれくらい経っただろう。一向にバイトが無い、しかも寒い、、これは厳しくなりそうだと思い、またコーヒー休憩。ちょっとでも暖かくなるのを待つのであーる。

10:15
再開後の鉄板エリア。過去にランカーも釣れている有望ポイント。ここらは丁寧にと投げていると待望のファーストバイト。残念ながらビックリ合わせ気味でフックアップせず。修行が足りまへーん。

10:45
少し下流のこれまた鉄板エリア。巨大な倒木が絡むいかにもなポイント。ゴミも絡んで釣れそう。しかし何回か投げるも無反応。。それまでは流れがヨレているところを重点的に狙っていたのだが、流れがもろにあたる箇所を打ってみる事に。
流速があるので使うルアーも限られてくる。選んだのはオロロジョイント。こいつを流れに乗せ倒木をかすめるように引いてくると、いかにもなポイントでメガバイト!

流れがあたる側なので操船が大変。グイグイ具合も半端ない。もしかしたらいったか?なんてドキドキしながらも、なんとかネットイン。体高が半端ない。これはと思い測ってみるも47cm…
でもまあかなり満足なサイズですよ。釣れたポイントも良かったし、バイトも引きも強烈。これだから川バスやめられません。

11:30〜14:00
今日はめずらしく一日釣りができるので、早めの昼飯&長めの昼寝、起きてからも木陰でスマホいじったり音楽聴いたりとロングポーズ。気持ちの良い陽気ですこぶる気分良し。このまま終わっても良いか、、なんてのが頭をよぎる。。

15:00
再開するも無反応。しばらくすると漁師に話しかけられる。
「兄ちゃん釣れないだろ?」
まぁ厳しいですね。なんて返すと衝撃の答えが
「月に4.5回は投網やるけど、今年は1匹も入んねえぞ…」
なんですと。。1匹も?
「昔はデカイのうじゃうじゃ取れたけど、最近はダメだな。アメリカ(キャットフィッシュ)にやられちゃったんじゃないか?ブラックは意外とナイーブだからな」
ナイーブですか…笑 
おっちゃんとっておきのポイントを教えてもらい、こいつ意外とできるなと内心思いながら挨拶して釣り再開。賢くデカイやつほど臆病者。昼間はストラクチャーにタイトに付き、夜捕食する。そりゃ網には入らんだろうと思いながらも、今後のフィールドの行末が心配。

15:50
先ほどの話もあってよりタイトに投げ込む事に。ちょっとしたアシの隙間。ライブリーじゃないとアクション不可みたいな激流のポイント。次回作のプロトライブリーをズバズバって感じで引いてくるとアシ際でメガバイト!
奥の奥でかけたので手前のアシに巻かれビクともしない。ラインテンションは緩めないように激流の中をヨロヨロしながらジョンボートを近づけ何とか外す。その後も突っ込むはジャンプするはの暴れっぷりだったがなんとかキャッチ。45cmこれもブリブリの魚。アシの根元に潜って流れの中のベイトを待ちかまえていたハンターなブラックバス。こういう魚は網では絶対に獲れない。

16:30
そろそろ夕マズメ。このぐらいからストラクチャーにタイトに付いていた魚も少しだけ気が緩む。光量の関係もあるのか何なのか?人間には解らない事だらけだが、粘ったものだけが報われるマズメの恩恵。近年はそんなもの無いなんて話も聞きますが、魚ってそんな簡単に習性は変えられないと思う。個体数が減り、出会う確率が減ったというだけ。居る場所に投げれば、昼間よりもイージーに口を使ってくれるのは昔も今も変わりません。

17:30
最後に大場所にチャレンジ。誰が見てもゴージャスなポイント。夕マズメならばと投げてみるが、数投するも無反応。やはりまだ時間が早いか、、それとも付いてないのか? 
ジョンを近づけよりタイトにルアーを流してみる。角度を変えての数投目、ストラクチャーにこすり付けるように流したルアーがスッと消し込む。
42cmこれもブリブリ。写真は自撮りだと上手く獲れないので割愛。やはり良いポイントには魚が入ってる。満足というか、ホッとするというか。。

この魚で今日は終わり。エントリーまで遠いしエンジンに火を入れる。夕焼けの空の中、ジョンボートで走るのがこの上なく好き。どんなに見慣れた景色もこの時間帯には新鮮に見える。今日もいい1日だった。また来週も来てみよう。