うろうろと

最近、というかここ何年も飽きずに何かしら作っている。食う寝る以外の時間で、頭の中を占めているのは何がしかをアアすればこうなるかもしれないなぁ、という訳の分からん事。仕事中はもちろんの事、釣りをしていたってルアーやロッドのことを考え、キャンプに行けば道具のことを思う。最近はそれに加え工房なんてものも作っているから脳内も忙しい。楽しから良いけど。

工房はもうだいぶ構想が固まって、先日ついに基礎打ちが始まった。雨風しのげる躯体までは作ってもらって、外壁だの内壁だのペンキだのは自分たちでするつもり。知り合いの建築家が自分達寄りなんで非常に楽。大好きな藤森建築好きで、赤瀬川原平の「我輩は施主である」も貸してくれた。愛車は1989年式のカラベル。もう26年も乗っているらしい愛すべき変人。

前にビンテージとかあまり興味がないと書いたんですが、照明とか家具とかはビンテージものも好き。今のものにはないディティールを持つものが多く、デザインの良さ=デザイナーの執着に惹かれる。ゴミとジャンクの間をうろうろしているような物を磨いたり直したり手を加えたり、手を加えた人なりに仕上がっている古道具なんてものも好き。

最近はそんな物を売っている知り合いのところをウロウロと。工房に良さそうなもんないかなと物色。店主はみんな独特で、それぞれが独自の世界に生きている。気の良い人間ばかり、そしてみんなどんぶり勘定。コロナで潰れなくて良かった。また油売りに行きますー